あなたはいつも体のどこで、どんな風に息をしていますか?
目を閉じて、少しのあいだ自分の呼吸を観察してみてください。
普段呼吸は胸(肺)と、お腹(横隔膜)の両方でバランスよく行っているのですが、
最近は胸の呼吸がメインの方が多いようです。
(上半身ガチガチ…)
その理由は普段の姿勢にあったり、筋力不足だったり、日々の忙しさ、ストレスなどで筋肉が硬くなり本来の動きがしにくい状態にあります。
特に女性は男性に比べ筋肉量が少なかったり、
妊娠でお腹が大きくなる影響で胸式呼吸がメインになりやすいんです。
では‘’ため息‘’をつく時はどんなときでしょうか?
忙しい時、疲れた時、イライラした時
心配事や悩みを抱えているとき…
胸やお腹の筋肉が緊張して硬くなり、
呼吸が浅くなると血液中の酸素が不足しそれを補うために「ため息」で呼吸を深いものに戻そうとします。
ため息は、崩れた自律神経のバランスを取り戻すために交感神経の高ぶりを鎮め、
わたしたちの体が自ずとしている素晴らしい作用!
深くため息をつくことは、「深く息を吐く」こと。
吐く息が深まる分、吸う息も深まり、浅い呼吸から深い呼吸へと戻っていきます。
肩や首が凝ったり、寝られなかったりした時は
一度はぁ〜と積極的にため息を。
そして自然とため息が出た時には、体が心が硬くなっている事に気づいてあげてくださいね。
「Haa 吐く」
ラベンダー・ユーカリ・ベルガモット